2026年4月 | WorthEdge編集部
不動産投資は正しく行えば安定した収益を生む投資方法ですが、知識不足や判断ミスによって失敗するケースも少なくありません。本記事では、実際によくある失敗原因10選とその対策を解説します。
「利回り10%」という数字に飛びついて購入すると、実際の経費(管理費・修繕費・税金・空室)を差し引いた実質利回りが4〜5%以下になるケースが多い。必ず実質利回りで判断すること。
購入時に満室でも、退去後の入居付けに苦労するエリアは存在する。駅徒歩・競合物件数・人口動態を事前に調査し、賃貸需要があるエリアに限定する。
フルローンで購入し、家賃収入から返済・経費を引くと毎月マイナスになるケース。購入前に必ずキャッシュフロー計算を行い、月次収支がプラスになることを確認する。
外観だけで判断して購入すると、入居後に大規模修繕が必要になることがある。内見時に建物の劣化・設備の状態・管理組合の修繕積立金状況を確認する。
悪質な業者は利回りを水増しした資料を提示したり、サクラ入居者で満室に見せかけたりすることがある。宅地建物取引業者の免許番号と行政処分歴を必ず確認する。
変動金利でローンを組んだ場合、将来的な金利上昇で返済額が増える。固定金利か変動金利かの選択と、金利が1〜2%上昇した場合の返済シミュレーションを事前に行う。
購入時に売却時のことを考えていないと、売りたいタイミングで売れない・大幅に値下がりするリスクがある。流動性の高い物件(駅近・需要エリア)を選ぶことが重要。
1棟・1室に集中投資すると、その物件の問題が直接キャッシュフローに影響する。可能であれば複数エリア・複数物件に分散することでリスクを下げる。
不動産所得は確定申告が必要。減価償却・経費計上を適切に行わないと、本来受けられる節税メリットを逃す。税理士への相談を早期に始めることを推奨する。
「良い物件だから早く決めないと」という業者のプレッシャーに押されて即決するのは危険。最低1週間は考え、複数の物件と比較したうえで判断する。
数字で判断する
感情ではなく、実質利回り・キャッシュフロー・IRRなど数値に基づいて判断する
信頼できる相手と取引する
宅建免許・過去の実績・口コミを確認。審査制のプラットフォームを使う
出口を常に意識する
「売れるか?」「いくらで売れるか?」を購入前から検討しておく